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セヴァン・ヴァレーにわだかまる邪神カルトの物語
ラムジー・キャンベル作品集
『グラーキの黙示』第3巻 を翻訳出版したい!

制作状況のお知らせ(発起人 森瀬繚)

こんにちは。『グラーキの黙示(仮)』翻訳プロジェクト発起人の森瀬繚です。
だいぶん間が空いてしまいましたが、活動報告をお届けします。
クラファン開始時の予告通り、現在、2024年夏の刊行を目指して翻訳作業を進めております。
他の諸々のお仕事と並行してとなりますので、若干ペースが遅めとなっておりますが、しばしお待ちくださいませ。
なお、本書籍との直接的な関係はありませんが、ラムジー・キャンベル氏と同じく、H・P・ラヴクラフトの死後に、アーカム・ハウス社などから刊行された単行本を通してクトゥルー神話に魅せられ、第2世代クトゥルー神話作家の旗手として活躍されてきた英国の怪奇小説家ブライアン・ラムレイ氏が、今年の1月2日に亡くなられたとのことです。享年86歳。
2017年にキャンベル氏にメール・インタビューを行った際(『ALL OVER クトゥルー』(三才ブックス))、「英国では、ブライアン・ラムレイとコンベンションなどでよく話したよ。だが、不思議なことにラヴクラフトについての話をした記憶がほとんどなくてね。後悔しているよ」と仰っていたことが思い出されます。同国人ではありますが、全く作風の異なるお2人でした。
キャンベル氏にもラムレイ氏にも、まだまだ未訳作品がありますので、これからも自分の時間の許す限り彼らの作品を紹介していきたいと、決意を新たに致しました。
『グラーキの黙示3』をお届けできましたら、続く企画も検討して参りますので、今後ともおつきあいいただれば幸いです。

森瀬 繚(もりせ りょう)
 


※一般販売の予約などは、こちらのページからご対応いただけます。
周囲にクラファン参加漏れの方がいらしゃいましたら、ご案内くださいますと幸いです。
 

2024/02/13 11:36