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理不尽な世界で自分らしく生きる
フランス発の痛快ラブコメマンガ
『男の皮』を翻訳出版したい!

マンガライターのたけのこさんから応援メッセージが届きました!

数多のマンガを読んでこられ、「このマンガがすごい!」の選者もされたマンガライターのたけのこさんが『男の皮』翻訳プロジェクトに力強い応援メッセージを寄せてくださいました!
 


マンガのPRに特化した編集プロダクション「ネゴト」でマンガライターをしている「たけのこ」と言います。そしてこの度、書肆喫茶moriさんが発起人となった『男の皮』の翻訳出版のクラウドファンディングを支援させていただいております。
 
普段は、ダ・ヴィンチWeb等でレビューを書いたり、ここ数年は宝島社さんの「このマンガがすごい!」でもアンケートやレビューもやらせてもらったり。日本のマンガに関しては冊数もそれなりに読んでいますが、海外のマンガに関してはまだまだペーペーの素人です。そして、そんなわたしに言わせると、
 
「日本で読める海外のマンガは、どれも非常におもしろい」
 
のです。なぜかって……翻訳され、日本で読むことができる状態になった海外マンガって、その段階でもう「海をこえている」んですよね。太平洋なり日本海なり、その膨大な距離をこえるためには、お金も熱意も必要です。つまり、その高いハードルを乗りこえるだけの価値がこの作品にはあるのだと、はからずもお墨付きをもらっているようなものなのです。
 
「海外の映画はどれもみんなおもしろいのに、日本の映画はヒドイものが多い」なんて話がありますが、それこそ日本で見られる洋画は「海をこえている」……つまり、すでに足切りを超えているので、いい映画しかないわけです。海外にだってヒドイ映画はきっとあります(笑)。
 
ええと、話がそれました。
――とはいえ海をこえ、日本に入ってくるマンガだってすでに相当の数があるのは事実です。昨今は電子書籍だと海も比較的こえやすく、紙の本になっていないものを含めればかなりの数が入ってきているのは間違いないでしょう。ある程度、ジャンルを限定するとしても、そのすべてをチェックするハードルは限りなく高いもの。なんの準備もなく、「こんぼう」に「たびびとのふく」だけで挑んでしまった日には、その大海原の広さにただ立ちつくすことは容易に想像がつきます。
 
そんなときに頼りになるのが、今回の発起人である書肆喫茶moriさんのような玄人の存在です。海外マンガをメインにしたブックカフェという存在は、日本全国で考えても相当希少です。海外マンガに興味を持ち、その大海原の広大さを眼前にしたときに、いろいろGoogle先生にしつこく聞き倒したわたしが言うのだから間違いありません。
 
誰だって信頼できないものにはお金は出せないもの。でも、日本でも有数の海外マンガの牙城を構えてきたmoriさんを信じずに、ほかに誰を信じるというのでしょう。――さあ、わかりましたね。あなたもすぐに『男の皮』のクラウドファンディングに参加するのです。
 
日本・海外問わず、おもしろいマンガはたくさんあります。『男の皮』の内容をすでに知っているわけでもありません。でも、優秀な先導者によって選びぬかれた『男の皮』を本棚に加えることが、あなたの人生を豊かにするのもまた確かなのです。



たけのこ

マンガのPRに特化した編集プロダクション「ネゴト(@negotoinc)」所属ライター。
宝島社「このマンガがすごい!」23.24選者。ダ・ヴィンチWeb等でレビュー執筆。X(旧Twitter)では日々、読んだマンガの感想を。noteではマンガの話をはじめ、好き勝手なことを書いてます。

X:@gGn2Z5Um6iUqvwg
note:https://note.com/ajinohiraki/


 

2024/10/04 12:44