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理不尽な世界で自分らしく生きる
フランス発の痛快ラブコメマンガ
『男の皮』を翻訳出版したい!

『男の皮』翻訳者に決まった井田海帆さんが応援メッセージを寄せてくれました!

『男の皮』翻訳出版クラファンでは、サウザンコミックス初の試みとして、翻訳者の公募を行ったのですが、この度、その翻訳者が井田海帆さんに決まりました。翻訳を担当してくれる井田さんがメッセージを寄せてくれました。
 


皆さん初めまして。井田海帆(いだみほ)と申します。この度、『男の皮』の翻訳を担当させていただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。
 
本書『男の皮』のことは、他ならぬ書肆喫茶moriさんで知りました。海外マンガに興味を持つ者にとっては聖地ともいえる海外コミックスのブックカフェ書肆喫茶moriは、いつからか私のGoogleマップにもピン留めされていました。長く続いた感染症禍で、東京に住む私が足を運ぶことはなかなか叶わなかったのですが、2024年初夏に大阪を訪れることになり、この機会を逃すまいと、初めて歩く谷六の道をmoriさんへ向かいました。
 
このとき森﨑さんにご紹介いただいた『男の皮』は、少ない線で描かれたキャラクターが洗練された魅力を持っているだけでなく、令嬢が男の皮を着て男性になるという意表を突いた設定で、こんな作品あるんだ!と興奮しました。
 
いつかバンド・デシネを翻訳したいと夢見る一人の読者であった私が、縁あって、『男の皮』の翻訳者として新しい道の前に立たせていただきました。『男の皮』の主人公ビアンカも、男の皮を着て、知らない世界に足を踏み入れます。新しい場所での戸惑いや逸る心は、私もビアンカと同じです。
 
もっとも、本書を翻訳するためには、クラウドファンディングを成立させなければなりません。まずは本プロジェクトの成立を目指して、発起人である書肆喫茶moriの森﨑さんを全力でサポートしたいと思います。そして、クラウドファンディングが無事成立した暁には、作品の魅力を日本の読者の皆さんにお届けするために、全力を尽くすことをお約束します。
 
今回翻訳を担当させていただく『男の皮』はフランスで出版されたバンド・デシネですが、実は私はカナダ唯一のフランス語圏、ケベックのバンド・デシネにも注目しています。あるときケベック州を偶然訪れて街の魅力に夢中になってからというもの、ケベックに関連する国内のイベントや講演会などに足を運ぶようになりました。そんな折、2018年、サウザンコミックスの編集主幹でもある原正人さんが司会を務められた、ケベックのバンド・デシネ作家レアル・ゴドゥブ氏のトークイベントに参加したのがきっかけで、ケベックのバンド・デシネに興味を持つようになりました。バンド・デシネの翻訳ではまだ何の実績もない私ですが、今回の翻訳をきっかけに、日本では知名度の低いケベックのバンド・デシネも翻訳紹介していけたらと思っています。
 
これから『男の皮』のことはもちろん、ケベックのバンド・デシネについても積極的に発信していきますので、SNSやnoteをフォローいただけると嬉しいです。ちなみに、アカウント名の「umipan」は学生時代からのあだ名です。
 
『男の皮』クラファンへのお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。



井田海帆
神奈川県出身。国際基督教大学教養学部卒、パリ第7大学(現・パリ・シテ大学)言語学修士課程修了。編集プロダクションで専門書の翻訳・編集に従事した後、映像制作会社で字幕・吹き替えの翻訳を担当。現在は幅広い分野の英日・仏日実務翻訳に携わっている。カナダ・ケベック州の言語と文化に対する理解を深めるべく、ケベックのバンド・デシネを研究中。

X:@umipan
Instagram:@umipan
note:https://note.com/umipan/

 

達成率1/3を突破して、100万円も越えました!!
プロジェクト成立まで、SNS拡散などをどうぞ宜しくお願い致します。

2024/10/18 10:45